介護DXの取り組み
「(社福)尾道さつき会 特別養護老人ホーム星の里」
広島県では令和7年度から、AIやIoT、ICTなどデジタル技術を取り入れ、生産性向上をめざす施設を「介護DX先進モデル施設」として支援を行っており、今回は本県初のモデル施設である「(社福)尾道さつき会 特別養護老人ホーム星の里」(以下、「星の里」)の取り組みをご紹介します。
星の里ではモデル施設として「シンプルで使いやすい」にこだわり、モデル事業においては、見守り機器(ライフリズムナビ+Dr.)と勤務表作成ソフト(miramos)の2つの介護テクノロジーを導入されています。
見守り機器の導入によりスタッフルームのPCの管理画面や各職員が携帯するスマホ端末で各居室や共有部分の様子がリアルタイムで表示され、見守りカメラの活用とあわせて、巡視ゼロを実現!!これにより夜勤帯の職員の精神的・身体的負担が大きく軽減しています。
また、ご利用者の睡眠リズム、心拍数、呼吸数等のデータを収集し、各利用者の生活パターンを把握することにより、覚醒時にトイレ誘導を行うなど、科学的介護の実践に取り組んでいます。
また、星の里ではこれまで勤務表の作成を行うリーダーに大きな負担がかかっていましたが、勤務表作成ソフトの導入により作成時間の大幅な減少につながり、加算要件の見落としを防ぐとともに、算定可能な加算の確認にもつながっています。
星の里ではこれらの介護テクノロジーの導入により、業務の効率化がすすんだだけでなく、職員の身体的・精神的な負担軽減や働き方の変革にもつながっています。
2月3日に開催の「介護DX普及推進セミナー~DXで変わる介護事業所~」では星の里に加えて、内閣総理大臣表彰を受賞された県外の2施設からもご報告をいただくことになっています。
介護テクノロジーの導入を検討されておられる施設・事業所におかれましては、取り組みをスタートさせる第一歩として、セミナーをご活用ください。
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赤い〇が見守りカメラ、青い〇はWi-Fiルーター
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全居室の入所者の様子を一括表示。睡眠状況もリアルタイムで表示
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睡眠状況の他、見守りカメラで状況の確認も可能。巡視ゼロを実現
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マット下にセンサー設置
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ライフリズムナビ本体
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勤務表作成ソフト「miramos」の画面